Cross talk.01
Cross talk.01
空間設計のプロたちが語る、
マッシュならではの
仕事について。
ショッピングモールや専門店など、各種商空間のデザインから設計、
アフターフォローまでを手掛けるマッシュ。
この対談では、名古屋事務所と東京事務所のメンバー計6名で、
マッシュの仕事の面白さや社内で活躍するための極意を語り合いました。
Y.O-①
2021年入社
名古屋事務所
Y.O-②
2018年入社
東京事務所
R.O
2018年入社
名古屋事務所
K.I
2016年入社
名古屋事務所
Y.O-③
2018年入社
東京事務所
M.T.G
2023年入社
東京事務所
Member.
Q1.
入社のきっかけは
何でしたか?
他社にはない一貫体制で、
あらゆる経験を自分のものにできそうなところ。
M.T.G
以前いた職場の上司がマッシュに入社して、「楽しい職場だよ」「現場のことが学べていいよ」と僕に紹介してくれたんです。もともと現場でのお仕事に興味があったし、デザインの能力を高めたいという気持ちが強くあったので、転職を決めました。
Y.O-②
就職活動中にホームページを見たことがきっかけでした。大学では住宅関係のことを学んでいたので、デザインや設計の知識は身近にありました。ただ、周りにはマッシュのような会社に行きたい人がいなくて。
「何が向いているかわからないから、とりあえず全部やってみたい!」と思っていたので、設計・施工を一人で担当できるマッシュはすごく魅力的でしたね。他社はこれらが分かれているところばかりだったので…。自分に何が向いているのかは、今でも模索中です(笑)
Y.O-①
僕も新卒で入社しました。デザインの勉強をしていたので、当時のオシャレなホームページに惹かれたことがきっかけですね。
内容をよく見てみたら、やりたいこととマッチしていて、写真から伝わる雰囲気もすごくよさそうでした。第一印象は「硬くない、自由な会社」だったな。
K.I
同じく新卒で入りました。学生時代は土木関係のことをやっていましたが、「こっちの道で就職するのは何か違うかも」と感じて、建築の勉強もしてたんです。
マッシュを知ったきっかけは、企業と就活生の交流会でした。そこに同じ大学出身の先輩がいて、「他社と比べると、商業施設にすごく力を入れている」「一貫体制だから、すごくたくさんのことが学べる」と教えてくれて。
その先輩以外の方もすごくいい人ばっかりだったんですよ。東京、名古屋の会社なのに、関西っぽい雰囲気があって(笑)明るくて楽しかった。自分にすごく合っていると思って、入社を決めました。
R.O
僕、実は新卒のときにマッシュを受けて落ちてるんですよね(笑)
そのあと屋外の設備を手掛ける会社に入って、二級建築士の資格をとったんです。何もない新卒のときより力がついた実感があったし、憧れの会社だったし、もう一回受けてみることにしました。
それでご縁があって、今に至ります。実際に入ってみて、やっぱりよかったと思いましたね。ヒアリングからデザイン、施工まで一貫して関われるのはすごく楽しいです。
Y.O-③
私は、ちょっと入社のきっかけが特殊で…。
マッシュが手掛けた飲食店のオープニングスタッフをやっていたんです。独創的な内装のお店だったので、もともと内装関係の仕事がしたかったこともあり、マッシュに興味を持ちました。「このお店を作ったのはどんな人なんだろう」って。
面接官の方がフランクで、親しみやすい印象だったのをよく覚えています。入社にあたって製図のプレゼンテーションをする課題がありましたが、真剣に聞いてくださっている感じが伝わってきたのもうれしかったですね。
Q2.
現在のお仕事について教えてください。
「予算がない」を言い訳にせず、
自分のアイデアと工夫で解決するのが楽しい。
R.O
みんな「デザイナー」という肩書きではあるけど、主な担当が違うもんね。専門店を手掛ける人と、ショッピングモールを手掛ける人と、どちらも手掛ける人と…。同じ空間設計でも、規模感が違うだけで仕事の感覚や面白さが変わってくるよね。
Y.O-①
同じ専門店の担当でも、店舗のテイストというか、傾向によって雰囲気が全然違いますよ。食品関係か物販か、というだけでもう考え方を切り替える必要があって。
Iさんは両方担当してますけど、やっぱり違うと感じますか?
K.I
どっちもやってる、ハイブリッドなパターンって珍しいもんね。
前は大きめのスーパーマーケットを担当して、そのあとショッピングモール、今年に入ってからは専門店…というふうに担当が変わったけど、やっぱり違うところは多いかな。
M.T.G
どういうところが違うんですか?
K.I
専門店は、ほぼ一社のお客様としっかり連携をとって進めていくから、一体感があるよね。お客様により近い目線に立って、自分のデザインが活かせるのが専門店の面白いところかな。
スーパーマーケットを担当していたときは、関わる人が多いから「いろんな人の意見が聞けてすごく勉強になる」ということは強く実感してました。現場をおさめる技術が求められるから、「大きな仕事してるぞ!」感は一番あったね。
ショッピングモールは分業してチームでやっていくんだけど、とにかく規模が大きくて。全部が組み合わさってできあがったときの達成感は、やっぱりほかとはレベルが違ったな。
R.O
全部経験してる人だからこその意見だね。面白いなあ。
Y.O-①
「専門店は自分のデザインが活かせる」っていうのは、すごくわかると思いました。一社のお客様と直接やりとりする分、予算を強く意識することが多くて。「限られた予算の中で、どう先方のご要望を実現するか?」というところが、腕の見せどころというか…。
R.O
そうそう。もう、「『予算がないからできません』は言い訳だ!」と思ってるから、言いたくないんだよね。自分のアイデアと工夫でどうにかするのが楽しい。だから、できたときの達成感はすごく大きいと思うよ。
Y.O-③
東京は海外の案件も多いから、また違った感覚があるよね?
Y.O-②
そうですね。海外の流行を知っておきたいので、勉強することはたくさんあります。
流行以外にも、その国ならではのルールもあったりするんですよ。
宗教上の関係でお祈りするためのスペースを作る必要があったり、セルフサービスが根付いていないので返却や掃除専門のスタッフがいる想定の動線だったり。日本と違うところがたくさんあります。
Y.O-③
その国の人に好まれやすい色味、とかもあるよね。ベトナム事務所とのやりとりの中で、「こういう傾向の色、よく使ってるな」って感じることが多い気がします。
M.T.G
ありますね!
中国では赤や黄色が好まれやすい傾向があります。デザインも仕様も、日本とまったく同じだとやっぱり不便だったり、イメージと違って噛み合わなかったりします。
Y.O-③
「店舗がある場所と、そこへ来るお客様にとって何がベストか」を考えて、常にアンテナを張っておくことが大事な仕事だね。
Q3.
どんな方に向いている仕事だと思いますか?
人との繋がりを大切にして、
“思いやりを持ったデザイン”ができる人。
K.I
コミュニケーション能力は必要だと思いますね。お客様や協力業者さんはもちろん、社員同士でも円滑なやりとりができることが大切だなあ、と。
Y.O-②
一口に「コミュニケーション能力」と言ってもいろいろあると思いますけど、たとえばどんな?
K.I
個人的には「人を思いやって行動できること」かな。そういう姿勢って、デザインにも表れると思っていて。たとえば、子どもの遊び場で「遊具の角を丸くする」とか。利き手が左右どちらでも使えるもの、色がわからない人でも判別できるビジュアル、とか。
あとは、関西出身なので同郷の人だと嬉しい!同じ関西のノリで話したい!(笑)
R.O
話せる人だと嬉しいのはあるね(笑)
忙しくなるとみんなすれ違いがちだから、意識的に交流の機会を設けてる会社だよね。そこに積極的に参加してくれる人だといいな。強制はしないけど、「絶対に何も参加しません!」だと寂しいから。
K.I
社員旅行とか楽しいですよね。
国外だとシンガポールとかベトナムとか。国内だと、箱根、京都、岐阜の高山市とか。夏にはバーベキューやったり、ボウリングしたり。
Y.O-③
協力業者さんとの安全大会や交流会もありますよね。仕事の中で関わる人数が多いから、いろんな人とのコミュニケーションを楽しみながら仕事をしたい人は向いてそう。
R.O
「参加したいです!」って言ってもらえると、こちらも誘いやすくて嬉しいな。
Y.O-②
誘ってもらえるの、嬉しいですよ。
R.O
それで、全然普通に断られることもあり(笑)
気負わずに、「参加したい」と思ったときに前向きに来てくれる人だといいですね。